Sentō エージェントは、shell アクセスを持つ Claude Code プロセスです。つまり、sento CLI ができることを、エージェントは 自分自身 に対してできます。メッセージを送るだけ。

仕組み

sento init を実行すると、インストーラがエージェントのワークスペースに CLAUDE.md アイデンティティファイルを書きます。そのファイルには「セルフアドミン」セクションが含まれ、エージェントに以下を認可します:

  • 任意の sento サブコマンドを実行(status、restart、config、channels、skills、logs、update、doctor)
  • 自分の設定ファイルを読み書き(.envaccess.jsonstart-agent.sh)
  • 自分の crontab を変更
  • マーケットプレイスまたはパスから新しい skills をインストール
  • bash でシステムコマンドを直接実行(ファイル操作、git、ローカルコマンドは自動承認;外部 API はユーザー承認)

あなた:自分を再起動して
エージェント:了解。[sento restart を実行、tmux で戻り、✅ を送信]
あなた:2 つ目のチャンネルとして telegram を追加して。bot トークン:123456789:ABC...
エージェント:telegram を追加中。少々お待ちを。
           [sento channels add telegram を実行、.env ファイルを書き、再起動]
エージェント:✓ telegram がオンラインです。テストのために telegram から挨拶を。
あなた:健康チェックして、壊れているものは修正して
エージェント:[sento doctor --fix を実行]
エージェント:2 つの問題を発見、両方修正しました — cron エントリが重複
           していて、discord パッチの再適用が必要でした。全チェック
           が通りました。

自動承認されるもの vs ユーザー承認が必要なもの

デフォルトで自動承認:

  • ~/workspace/~/.claude/ 内のファイル読み書き
  • ローカルの sentonpmbungittmuxcron コマンド
  • Web 検索
  • エージェント自身のワークスペース内のコード編集

明示的なユーザー確認が必要:

  • 外部 API 呼び出し(Zoho、Google Ads、Resend、Vercel、Stripe など)
  • 有料サービスに触れるもの
  • 破壊的な git コマンド(force push、hard reset)
  • エージェントのワークスペース外への書き込み

CLAUDE.md アイデンティティファイルがどのルールが適用されるかの真実の源。エージェントが自力でできることを絞ったり広げたりするために編集できます。

なぜ重要か

ほとんどの「自己管理型」AI システムはコントロールプレーンを必要とします:Web ダッシュボード、管理サーバー、API 層。Sentō はそうではありません。エージェントには shell と自分の CLI のドキュメントがある。それで十分。

これも、新しい能力を追加するのが「フレームワークを更新する」ではなく「skill を書く」になる理由です。Skills は Markdown。エージェントが Markdown を読んで、そのことをやる。

ルールをどこで編集するか

  • ~/workspace/CLAUDE.md — アイデンティティ、権限、ルール(できることとできないこと)
  • ~/workspace/memory/feedback_*.md — もうやらないようにと言った振る舞い
  • ~/workspace/memory/user_*.md — 尊重するべきあなたの好み

すべてプレーンテキスト。エージェントは毎ターン読みます。